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佐世保市に魅せられて。

2020.04.29 | nagasaki

佐世保市に魅せられて。

私が生まれ育った町、「佐世保市」は、とても興味深い街です。

長崎県佐世保市は本土最西端の地がある九州の西に位置しております。山があると思えば、すぐに海があり、ハウステンボスみたいな煌びやかな大規模なリゾート施設があると思えば、悠久の時を刻む風光明媚な208の島々が散らばる「西海国立公園九十九島」もあります。

 
 

この九十九島なのですが、私にとっては身近なもので、家からは毎日九十九島と夕陽が見え、幼少時より父に連れられて父の船で九十九島に渡り無人島に海水浴に行ったり、魚釣りに連れて行ってもらっていました。小学校も海まですぐの場所だったので(私たちの入学前年まで海の満ち引きで水をためる方式の海水の25メートルプールを使っていました。)、海辺に遊びに行ったり探検したりもしていました。今は仕事が終わった時にボートで釣りに行ったりして未だに遊んでいますがw

その私がこの九十九島の楽しみ方としておススメしているのはカヤックです。

    水鳥の視線で島々の間を巡り、白い砂浜に上陸し、お湯を沸かし珈琲を飲む。このようなゆっくりした時間を国立公園で過ごすという贅沢な時間を楽しんでもらいたいのです。私がカヤックに出会ったのは大学3年の時で、それまで父に連れて行ってもらっていた九十九島の海遊びを簡単に自分の力で行けることに、そしてカヤックから見る九十九島の美しさ、好きなところに行ける楽しさに感動してそのまま九十九島の「カヤックガイド」というものを自分の職業としてしまうぐらいに惚れこみました。お客様を連れて九十九島をガイドすると大変感動し喜んでもらえるのも本当に嬉しいものです。日々見せる顔が違う九十九島は常に新しい発見と感動を私に与えてくれます。その美しい景色、感動を誰かに伝えたい、共有したいと思いガイドを続けています。

佐世保は異文化が混ざり合い独特な文化を築き上げています。

その魅力的な街、佐世保を話すなら、まずは「食」でしょう。

佐世保といえば「佐世保バーガー」。説明が要らないぐらいに有名です。実をいうと私は大学時代にハンバーガー屋でバイトをしていて、めちゃくちゃハンバーガー焼いていました。

しかし、佐世保はそれだけではないのです!私の最近のおススメは「レモンステーキ」

   

発祥は、米軍基地の影響で流行した「アメリカンステーキ」を日本人の口に合うようにアレンジしたのが始まりとか(諸説あります)。すき焼きのような厚さの牛肉に甘辛いしょうゆベースのソース、そして後味をさっぱりさせるためのレモン果汁。それが熱々に熱した鉄板でテーブルに出てきます。目の前でジュウジュウと音を立てて焼けている肉に仕上げにさらにレモンを絞り完成。素早く肉をひっくり返して両面をしっかり焼いて食べるというものです。

見た目のインパクトもあるし美味しいのでインスタ映えすること間違いなしです。

そして長崎といえば、ちゃんぽん。でもここで紹介するちゃんぽんは「トマトまるごとスープカレーちゃんぽん」です。

   

まずなんといってもインパクトがすごい!名前の通りトマトが丸ごと乗っています。味が複雑なのでなかなか説明しづらいのですが、カレー風味でコクがあり、やみつきになる事間違いなしの異次元のスープで、チャンポン麺ととても合います。ぜひ店舗を探して食べてほしい、地元民が知る地元のちゃんぽんです。

佐世保にはいろいろな文化があり、そしてそれが混ざりあって面白いものを作り上げていく、そして新しいものを作っていく。この風土が大好きです。

自然の中にカヤックで漂い悠久の時の流れを感じ、外国人バーで異文化交流をする。山の頂上で西を見て美しい夕陽を眺めて、東を向くと佐世保の街の灯りが輝く夜景が見える。

絶妙なバランスを取っている佐世保の雰囲気が好きなのです。

私は佐世保に魅せられています。これからも佐世保の魅力を発信して行きます!

文:林田 聡
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